« 聖学院大学チャペルコンサートのご案内 | メイン | クリスマスメッセージ(阿久戸光晴聖学院大学学長) »

2006年12月07日

姜尚中教授の講演会が行われました


政治経済学科の講演会の最終回は、姜尚中・東京大学大学院情報学環教授の講演会で、12月6日(水)11時より大学チャペルにて行われました。
参加者は、政治経済学科の学生約150名のほか、内外の大学院・大学の教職員・学生、議員、地域住民の方々など約100名と、平日日中にもかかわらず大勢の方が出席されました。
講演題は「国を愛する作法-その限界と可能性」。
姜教授の著作『愛国の作法』(朝日新書)に即しての90分の講演でした。

姜教授は、故郷(パトリア)を愛することと、国を愛することの違いを述べ、愛国を受けて立つが、それを突き抜け、東北アジアに多国間主義的なネットワークを目指すというビジョンを語られました。
特に北朝鮮については核実験問題をはじめ、様々な問題が噴出しているが、現実の背景にある歴史をふまえることの大切さ、米朝対話、六ヶ国協議が東北アジアの平和の鍵になることを主張されました。
また聖句「すべてのわざには時がある」(伝道の書3章1節)を引用され、平和的解決の「時」を待ち望みたいという希望を語られました。

講演後、日米安保や教育基本法改訂問題等について、学生からの質疑応答があり、アジア外交や愛国心問題について、聴衆一同共に真剣に考える時を持ちました。

なお、本講演については、学生が発行する学科新聞に掲載する予定です。政治経済学科の3回連続の講演会は、今回で終了ですが、今後も、現代の問題を考えることをテーマにした講演は、計画していきます。

投稿者 admin : 2006年12月07日 09:55