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2006年11月20日

聖学院小学校 収穫感謝礼拝(11月14日)

聖学院大学政治経済学部副チャプレン 相澤 一 先生のお話
(Iテサロニケ5:16~18)


 今日は、収穫感謝の礼拝ですね。収穫感謝・・・言葉が難しいですね。簡単に言うと、畑に作物が実った、田んぼには稲も実った、果物も実った、嬉しいな、神様、ありがとうございます、っていうことです。まだ難しいかな? もっと簡単に言うと「神様、ありがとうございます」っていうことです。で、今日はちょっとばかり「神様、ありがとうございます」っていう話をしてみようと思います。

 みなさんの顔についている、その目は、いくらでしたか? いくらで買いましたか? タダですよね、タダ、0円。でも、もし誰かが「百万円出すから、その目、切ってもいい?」って言われたら、嫌ですよね。百万円じゃ安い、一億円だったらいい、って思いますか?一億円だって、やっぱり嫌ですよね。じゃあ、その耳は、いくらで買いましたか? 耳もタダですよね。で、やっぱり、もし誰かが「その耳、百万円出すから切っていい?」って言われたら、やっぱり嫌ですよね。百万円出しても切られちゃうのは嫌だと思う耳を、神様はタダでみなさんにつけてくれている。鼻だってそうですよ。なくなったら眼鏡がずれて困るだけじゃないんですから、ね。神様は、百万円払っても一億円払っても切られちゃうのは嫌だと思う目とか耳とか鼻とかを、タダでみなさんにつけてくれているんですよ。
 それから、空気だってお金払ってないでしょ? でも、空気だって貴重品なんですよ。空気がなかったらみんな死んじゃうんですよ。雨だってタダで降ってくるでしょ? でも、雨が降らなかったら水がなくなって困るんですよ。
 で、そういう本当の貴重品、頭でも何でもそうですよ、神様にタダでもらっているんです。命だってそうです。命、なくなったら嫌でしょ? 空気だって水だって、なきゃ困るでしょ? 神様は、そういう、なきゃ困る大切なものをタダでみなさんにくれているんです。そういうことが分かってくると、神様に感謝しなきゃいけないことっていっぱいあるんです。でも、「そうかなぁ」って思う人は、試しに、一分間、息を止めてみてください。そうすれば「ああ、地球に空気があってよかったなぁ」って思いますよ。
 で、神様に感謝しなきゃいけないことがいっぱいあるってことが分かると、目がある、耳がある、爪も生えている、百万円払っても切られちゃったらイヤなものを神様はタダでくれている、っていうことが分かってくると、今度は、みなさん毎日感謝しなきゃいけないことがいっぱいあるのが分かってくるんです。
 みなさん、誕生日にはケーキ食べたいでしょ? でも、もし誕生日に家に帰って、今日の晩御飯は、ご飯にシャケの切り身にお新香だけ、だったら「何だ、誕生日なのにケーキも何もなくて、こんなショボい晩御飯」と思うでしょ。でも、海にシャケの切り身が泳いでいるんじゃないですよ。シャケを採って、塩漬けにして、切り身にして、って、シャケの切り身って、本当は大変なんです。お新香だって大変なんです。畑にお新香が生えているわけじゃないんです。種を蒔いて、育てて、収穫して、それからお新香を作るんですよ。お米だってそうです。お米を作るのって、本当に大変なんですよ。分かるでしょ? 
 でね、神様だって「神様、ありがとうございます」って言っている子には「そうか、喜んでくれているのか」って嬉しくなって、もっともっといいことをたくさんくれるんです。神様だって「神様、感謝します」って言ってくれる子には「そうかそうか、喜んでくれて私も嬉しいよ」って、もっともっと嬉しいことをたくさんくれるんです。みなさんだってそうでしょ? お友達に何かしてあげて「ありがとう」って言ってもらえたら、みなさん嬉しいでしょ? で、「もっとたくさんしてあげよう」と思うでしょ? 神様だって、みんなの喜ぶ顔を見るのが嬉しいんです。
 よく「心が豊かだ」って言いますよね。心が豊かな人ってどういう人か分かりますか? 
スゴいご馳走を毎日食べている人が豊かなんじゃないですよ。ご馳走じゃなきゃ嬉しくない、っていう人より、シャケの切り身でもお新香でも、何でも感謝して食べれる人の方が、心が豊かなんです。
 ですからみなさん、心が豊かな人になってください。神様はみなさんに目とか耳とか鼻とか、百万円出しても一億円出してもなくなっちゃったらイヤだな、と思うものをタダでつけてくれているんです。そのことに気が付いてください。そして、神様、ありがとうございます、神様、感謝します、って言える人になってください。そうすると、神様だって嬉しいから、そういう人には、いいことがたくさん起きますよ。

投稿者 admin : 2006年11月20日 11:57